柔道整復学科

日本古来の伝統医術を基本とした外傷治療のエキスパートを養成

昼間部(全日制)9:20~ 募集定員:60名

柔道整復師国家試験 本校合格率

令和5年度合格率(新卒)

80.0%

(北海道・東北平均78.9%)

柔道整復とは?

日本古来の武道である柔術から発祥し、わが国で独自に発達した伝統医術です。
「ほねつぎ」「接骨」は伝統に培われた合理的な徒手整復術で、まさしく”手当てをする”という言葉の本質を表しています。患者さんと向き合って症状を聞き、信頼関係をはぐくみながら高度な外傷治療を施す伝統医術なのです。

活躍のフィールドは多岐にわたり、将来的には独立開業し治療家を目指します

資格取得後は、医療機関勤務の他、医師や歯科医師と同様に独立開業するなど、さまざまな選択肢があります。活躍のフィールドは接骨院、整骨院はもちろん医療機関、スポーツの現場、福祉施設など多岐にわたっております。
健康保険が使えることから、近年、接骨院、整骨院のニーズも高まっております。適確な治療方針を打ち出し、適切な処置を施す柔道整復師は、外傷治療のエキスパートとして今後ますます注目を集める職業です。

柔道整復学科のカリキュラム

理解力と技術力向上の効率的カリキュラム

3年後の国家試験合格を実現するため、初心者でも必要な知識・技術を効果的に習得できるように、基礎分野、専門基礎分野、専門分野が1年次から3年次の間に絶妙に効率よく編成されています。
ベテラン講師陣が検証を重ねたカリキュラムは、順を追って学んでいくことにより理論と実技が相互に理解できるシステムになっております。
高度最先端医療を知るための本校独自の特別講義も行います。

本校独自の高度なカリキュラム

本学科では、科学的裏づけをもった柔道整復師の育成を目指し、また、国家試験合格に向けて知識や技術を修得するため、法定単位より多い100単位以上を学びます。本校では、国家試験科目として重要な専門知識分野と専門分野の全科目を2年次で全て学び終えることで柔道整復師に必要な医学知識の全体像が見えてきます。3年次の一年間は国家試験合格に向けたカリキュラムになっています。

入学から国家資格取得までの流れ

柔道整復師を目指して[3年間の道のり]

理論講義の理解と実技実習の習得を目的に効率よく編成された高度なカリキュラム。
医用画像学では最新画像機器を使用し、理解度を深める講義を実践します。

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    入学

    入学おめでとうございます!

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    1年次

    医療人としての一般教養や解剖学・生理学などの専門基礎分野の一部、さらに、柔整師に必要な基礎知識・技術を修得します。

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    2年次

    1年次で習得した基礎医学知識を深めながら、国家試験科目として重要な専門基礎分野と専門分野を重点的に学び、プロの知識・技術を修得します。

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    3年次

    1・2年次で学んだ理論や技術を再度学びます。さらに、模擬試験を行うことでレベルアップを図り、国家試験合格を目指します。

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    認定実技審査

    厚生労働省の外郭団体が実施する実技の認定審査です。柔道整復実技と柔道の二科目が3年生の2学期(11月~12月)に実施されます。

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    国家試験

    3年次卒業間際の3月上旬に国家試験が行われます。本校では1年次から国家試験合格に向けたカリキュラムが編成されており、万全のサポート体制で臨みます。

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    卒業・合格

    卒業おめでとうございます!

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    就職・活躍

    柔道整復師として経験を積み、探究心を持ち続け、患者様に喜んでいただける治療家になりましょう!

在校生からのメッセージ

本多 優祐さん
柔道整復学科・3年(岩手県花巻東高校出身)

トレーナーとして後輩部員を支えたい!

Q1. 柔道整復師を目指したきっかけは?
小学校から高校まで野球三昧の毎日。その中でケガをすることも多かったです。花巻東高校野球部では卒業生が柔道整復師の資格を活かしてトレーナーとして帯同しており、100 人を超える部員を診る姿に憧れて、自分も柔道整復師として活躍したいと思い将来の仕事として選びました。

Q2. 将来の夢は?
現在、野球審判員の資格も取得し、将来は、審判員、そして柔道整復師の資格を取得して、トレーナーとして母校の後輩を支えたいと思っています。野球部の先輩が盛医で柔道整復師の資格を取得し、母校の後輩の面倒を見ている姿を見ているので、自分も医療機関で働きながら、後輩のケアもしつつ、様々な外傷患者も診ていきたいと思っています。

佐藤 風楠さん
柔道整復学科・3年(岩手県立沼宮内高校出身)

現場の最前線で選手を支えたい!

Q1. 柔道整復師になろうとしたきっかけは?
高校在学時、ホッケー選手を目指して練習を頑張ってきました。当時、高校の専属トレーナーとして選手を診てくれたトレーナーさんの姿に憧れて、柔道整復師の道を目指そうと思いました。

Q2. 将来の夢は?
現在は、岩手県の社会人チームに所属し、ホッケーを続けています。現場ではケガをする選手も多く、選手をケアできるスポーツトレーナーの役割がいかに重要であるかを直接見て実感しています。将来は、トレーナーとして、またホッケーの指導者として地元岩手のスポーツの発展に自分の経験を活かしていきたいと思います。

卒業後の展望

柔道整復師は、求人難の現状で高い就職率を誇っています。さらに、健康保険が適用されていることから、独立開業を目指す柔道整復師も増えています。新しい分野に対応すべく、介護・福祉やスポーツトレーナーなどの需要も高まっています。

就職

接骨院や整骨院での勤務はもちろん、整形外科など各種医療機関のスタッフとして、運動器損傷の治療などを受け持ちます。

独立開業

「自分の治療院を持つ!」医師や歯科医師と同様に独立して開業することも可能。将来まで見通した人生設計ができるのも柔道整復師の魅力です。

スポーツ

捻挫や打撲などへの適切な処置が求められるスポーツ医療。プロスポーツの現場では、選手のコンディション調整や、外傷治療など多くの柔道整復師が活躍しています。

福祉

福祉施設などでお年寄りの機能回復訓練を行うことが可能です。5年の経験でケアマネージャーの受験資格を取得できます。

活躍する卒業生(勤務柔道整復師)

佐々木 佳代子さん

岩手県 いしどりや整骨院 勤務
平成30年度卒業

高校卒業後、社会経験を経て、憧れの柔道整復師の資格を取得しました。当院には、地元のお年寄りからお子様まで幅広い年齢層の方が来院されます。体の痛みを訴えてこられる方、骨折、脱臼、捻挫といった急性外傷の患者さんなど、様々な症例から多くを学ぶ毎日です。柔道整復師は男性の仕事というイメージが強いですが、男女関係なく活躍出来る職業だと思いますし、女性ならではの親しみやすさ、温かさで患者さんに安心してもらえる、まさに女性の活躍が必要な職業だと思います。当院は、産休、育休が取りやすく、女性に優しい、女性が安心して働ける職場環境だと思います。これからは女性の柔道整復師にもっとたくさん活躍して欲しいと思います。

開業!

片方 郁太さん

たてさか鍼灸整骨院 院長
平成29年度卒業

百華さん(旧性小玉)

令和元年度卒業

盛岡市立高校時代には新体操部に所属、専門学生時からトレーニングの資格を取るなど、開業することを目指して、学べるものはすべて学ぶスタンスでした。柔道整復師の資格取得後、鍼灸師の資格も取得。開業前までお世話になった整骨院には学生時代から含めて7年近くお世話になりました。独立開業の醍醐味は、自分のやりたい施術が患者さんに施せること。コロナ禍の中でしたが、開業に踏み切って良かったと思います。接骨業、パーソナルトレーニング、さらに美容など、幅広いニーズに対応しており、口コミを中心に徐々に患者さんも増えています。地域に根差した、「一人ひとりの健康に貢献できる」柔道整復師として人びとの健康寿命を伸ばし、元気なまちづくりに貢献していきたいと思います。

講師からのメッセージ

医療やスポーツ、介護など多分野で活躍出来る人材を育成

柔道整復師は、医療業界はもちろん、スポーツから最近の高齢化に伴い介護分野にも活躍の幅を拡げています。基本的な知識と技術をしっかり身につけることで、幅広いニーズに対応出来る資格です。そのためには、豊富な経験と知識が必要です。決して簡単な道のりではありませんが、私たちと一緒に頑張りましょう。

副校長

松岡 靖

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